日経記事
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2115W0R20C22A9000000/
「法務省が年内に有識者らで構成する研究会を立ち上げ、2024年3月を目標に新制度の方向性を提言する。。。デジタル社会で使いやすい遺言制度の導入により円滑な相続につなげる。」
デジタル遺言制度については、令和4年度の「規制改革実施計画」に盛り込まれています。55ページにデジタル遺言制度の記載がありますので、見てみて下さい。↓
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/program/220607/01_program.pdf
ということはやはり、現在は円滑に相続が行われていない、という政府認識なんですね。円滑という意味のとらえかたは様々だと思いますが、家族で揉める場合もあれば、誰も相続する人がいないという場合もあると思います。そもそも遺言書の作成、保管、執行と、いろいろな決まりが多くて面倒に感じます。それらシステムを全体的に改善するために、今よりも簡単に遺言を残せるようにデジタル化する、ということですね。遺言のシステム改善より、デジタル化重視といった気もしますが。
朝日デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASR1N4VWKR1HULFA00H.html
相続人なき遺産、647億円が国庫入り、行き場のない財産は10年前の約倍